いつも使っているおしゃれ染めから白髪染めに移行するときって、何だか自分が急に老けたような残念な気持ちになりませんか。
と知人にはなかなか相談しにくい疑問を調査してみました。
結論から言うと、女性が白髪染めを始める年代は40代が最多という調査結果※になっています。
ちなみに私はアラフォーですが、子どものころから白髪染めをしていたというレアケース。
参考になりにくいので一般的なデータをもってきました
※(株)リクルート ホットペッパービューティーアカデミー 白髪・グレイヘアに関する意識調査2024
女性の白髪染めは40代がボリュームゾーン その理由を深掘り!
30代から白髪染めに移行する数がぐっと増え、40代でピークを迎えています。
人生80年と言われる時代で
30代から白髪って悩むよね
自分が気になるからという理由が最多
人から指摘されてというよりも、自分が気になるから染めるという傾向がありました。
これ以降は
- 老け見えする
- 身だしなみとして
- 白髪がない方がいい
などという理由が続きます。
これは単に「気になる」という言葉に表れている以上に、様々な背景が考えられます。
白髪はわかりやすい老化のイメージ
例えば、「老けて見られたいくない」という気持ちは、多くの人が抱く共通の悩みです。
現代では見た目でも若々しくいたいという価値観があり、白髪は分かりやすく老化のイメージがあるので気になる人が多いのでしょう。
昔に比べて現代人は年齢より若見えする人が多いですよね。
昔の芸能人とかみんな実年齢より年上に見えませんか?
顔はまだ若く見えるのに、髪は白髪というアンバランスさが老化のイメージを際立たせるのではないでしょうか。
白髪があると清潔感に欠けるというイメージ
多くの人は白髪を染めること=身だしなみの一部としてとらえる傾向があるようです。
働く人にとって、白髪があるのは清潔感に欠けていると思われ、ネガティブなイメージにつながりやすいと考えているからでしょう。
地毛が黒い人が多い日本人は、白髪が混じると地毛とのコントラストで白髪がまぎれにくくなります。
地毛が金髪の人と比べて少量でも目立ちやすいです。
こういったことから白髪を染めずにそのまま活かすヘアスタイルが難しい一因になっています。
ちなみに白髪染めをやめる世代で多いのは60代です。
会社勤めを終えてそのまましなくなったという理由をネットの口コミで見かけ、自然な終わり方だなと思いました。
他人のグレイヘアに理解はあっても自分事だと許容できなくなる
最近ではグレイヘアを個性として楽しむ人が増えてきて、新しい価値観として注目されています。
とは言え「あの人のグレイヘア、素敵!」と思いつつも、いざ自分がとなるとなかなか受け入れがたいという気持ちはありませんか?
今回の調査結果を見る限り、まだまだ世間一般では白髪を染めることが主流。
これは私たちが普段人の見た目年齢を判断するときに、無意識に髪に注目しているからかもしれません。
シワやたるみはメイクで隠すのが難しい一方で、白髪は染めることで簡単にイメージを変えることができます。
髪の状態は、見た目年齢を大きく左右する要素の一つと言えるのです。
だからこそ多くの人が白髪を染めることで、若々しいイメージを保ちたいと考えるのでしょうね。
とはいえ、「グレイヘアもおしゃれ」という価値観が広がってきたことは、白髪で悩む私たちにとってとてもありがたいことです。
今まではネガティブなイメージばかりだった白髪。
自然な状態を楽しむという選択肢も増えたことで、「染め続けなきゃいけない」という考えから精神的に楽になれそうです。
「白髪染めっていつから始めるべき?」と悩んでいるあなたへ
白髪染めを始めるタイミングって人それぞれ。
ハッキリとした基準は基本的にありませんが、こんなお悩みを感じたら白髪染めを検討してみてはいかがでしょうか。
おしゃれ染めで満足できなくなったら
白髪が増えてくると、おしゃれ染めでイメージした色を出すのが難しくなってきます。
私の話になりますが、私は子どもの頃から白髪が多く、長年白髪染めを使用していました。
高校時代に軽い気持ちでアッシュブラウンのおしゃれ染めをセルフで使用して、とんでもない出来栄えになってしまった経験があります。
根元の部分のみ超明るいブラウン、黒染めしていた伸びた部分には色が全く入らずの仕上がりに。(すぐに黒染めし直した)
こんな人はまぁいないでしょうが…白髪をしっかり隠したい方には、おしゃれ染めよりも白髪染めの方が満足いく仕上がりになりやすいです。
ヘアスタイルが限定されてきたら
白髪が多い場所によっては、できるヘアスタイルが限られてしまうこともあります。
例えば髪の内部に白髪が多い場合、ツーブロックで刈り込んだり、ハーフアップにすると白髪が目立ってしまいます。
頭頂部に白髪が多い場合、センター分けスタイルは勇気がいるはずです。
せっかくのおしゃれなヘアスタイルも、白髪がチラつくことで、楽しめなくなってしまいます。
白髪染めだけじゃない 白髪をカバーする方法
白髪を隠すには白髪染めが一般的ですが、他の解決方法も見てみましょう。
白髪を根元近くで短く切る
メリット | 染めずにすむので 髪のダメージを心配する必要がない |
デメリット | 伸びてきたらこまめなカットが必要 場所によってはセルフで切るのが難しい |
こんな人に おすすめ | 白髪の量が少ない人 |
白髪が目立つ部分だけを短くすることで、全部を1本1本切るよりも手間になりません。
特に、白髪がまだ少ないうちは、この方法がおすすめです。
ハイライトを入れてぼかす
メリット | 明るい色でも白髪をうまく隠せる |
デメリット | 基本美容院での施術が必要(セルフは難しい) 染め続けるための費用がかさむ |
こんな人に おすすめ | 明るい髪色が好きな人 ヘアスタイルに変化をつけたい人 |
白髪の量が多い場合、一般的な白髪染めは明るい色だと日にちが経つにつれ色浮きしやすくなります。
白髪をしっかり隠すとなると、どうしても暗めの色になってしまうのです。
そこで白髪ぼかしやハイライトカラーをすることで、白髪の量に関係なく自然な感じに仕上げてくれます。
髪色のレパートリーが広がるので、暗い髪色が似合わない・好きじゃない人にとって、とてもありがたい方法です。
白髪染めシャンプーやトリートメントを使う
メリット | 髪へのダメージが白髪染めより少ない いい匂いのものが多い |
デメリット | 1回で色が入りにくく色持ちがよくない 周囲に色が付きやすく落ちにくい 高価(3000円~5000円が相場) |
こんな人に おすすめ | 染める間隔を気にせず使いたい人 白髪が気になったらセルフですぐ染めたい人 |
ちなみに私、白髪染めのニオイが耐えられないときがあって、それから白髪染めトリートメントに移行したクチです。
月に2回は白髪染めしていたほど頭頂部の白髪が目立つレベルだったのですが、移行してからは白髪染めとほぼ変わらない仕上がりでビックリしています。
デメリットはちょっと多いかもしれませんが、使い心地がいいのでこれからも続けていくつもりです。
女性の白髪染めはいつから始める?のまとめ
多くの女性が白髪染めを始めるのは40代が最多
「気になる」というシンプルな理由だけでなく、「若々しくいたい」「清潔感を保ちたい」など、様々な思いが白髪染めを選ぶきっかけになっています。
白髪染めを始めるタイミングは人それぞれですが、こんな時に検討してみてはいかがでしょうか?
白髪染め以外にも、こんな方法があります
40代なら、白髪があっても別におかしくない年代です。
仕方なく染めるしかないより、納得して解決する方法を見つけた方が人生楽しくなるはずですしね。
白髪になっても人生は長い!今を楽しめる自分になりましょう。