PR

伸びた白髪を放置している女性。その理由は、髪がそっと語っている。

伸びた白髪はそのままだとだらしない? 白髪と日常
記事内に広告が含まれています

「伸びた白髪、染めたほうがもっときれいになれるのに」

誰かの白髪が目に入ったとき、失礼ながらそんな風に思ったことはないですか。私はあります。

みと
みと

ほんの少し手をかけるだけで印象が変わるのに。もったいないな。

そんな余計なお世話で見てました。白髪のつらさ、ひと一倍わかっているつもりでもね。

でも口には絶対出しませんよ。そこは自分の中で絶対ダメというラインはわきまえてました。

人ってその立場にならないと気づけないことってたくさんあります。私もその立場になってようやく、自分の考えがおろかで浅はかだったことに気づけたというお話です。

白髪を放置する女性って男性ほど許容されにくいよね

白髪交じりの男性って、「ごま塩頭」や「ロマンスグレー」なんて表現されることがありますよね。

同じように白髪がある女性には、そんな呼び名はほとんど聞いたことがありません。せいぜい「グレイヘア」ぐらいかな?

それくらい女性の方が白髪を放置するのを厳しく見られがちだと思います。

女性の白髪が受け入れづらいと思うポイント
  • 男性に比べて髪が長い人が多いので目立ちやすく、キレイに見せにくい
  • 白髪=老化のイメージが強く、若見えを気にする女性には受け入れがたい
  • 白髪染めがメイクと同じ身だしなみのカテゴリーに入っている

パッとこんな理由が思いつきました。

白髪を染めはじめる年代を見ても、白髪を放置したくない、白髪のままはハードルが高いって声がほとんど。ホントに女性っていつの年代でも見た目の努力に気が抜けません。

白髪を放置する女性の気持ち

たとえば全く染めていないのは「そういうスタイルの人なんだな」という認識が私の中にはありました。

でも根元の白髪だけが目立ってプリン状態になっているのに、何週間も放置しているような状態を見ると「白髪伸び放題なのに、なんで染めないんだろう?」って思ってて。

放置白髪に対するネガティブな印象って、実は世間だけじゃなくて、自分の中にも意外とあったりします。

私自身も白髪で悩んでいるのに、白髪をそのままにしている人に対して疑問を感じていたわけです。

私自身、長年セルフカラーをしてきたので、染めることの面倒くささもよく分かっているつもりでした。

それでも「半日もあれば白髪なんて染められるのに。ほんの少しの時間と手間で、印象ってぐっと変わるのにもったいないな」なんて思っていました。

髪とこころはリンクしやすい

今では白髪を放置する女性にもいろんな背景があるんだということが分かるようになってきました。私にも、髪を染める余裕がなかった時期があるからです。

ちょうどコロナ自粛のさなか、子どもが小学校に入学したばかりのころです。分散登校で毎日学校があるわけでもなく、自宅学習で勉強を教えていかなければいけなくなりました。

  • 自分で教えたことが学習基盤になるから手抜きができない
  • 給食ももちろんないので用意しないといけない
  • 家ばかりでは気がめいるので、公園に連れ出す

自分自身が先生で、給食のおばさんで、母親でと毎日が目まぐるしかったのを覚えています。白髪のことはすっぽりと抜け落ちていました。

数ヶ月も染めていないと、さすがにトップの白髪が束になって主張し始めます。

学校が再開するころ、改めて鏡でしっかり自分を見たとき、「え、こんなになっちゃってたの?」って驚いたほどです。

毎日鏡は見てました。でも不思議と髪は見てなかったんです。見えてなかったんでしょうね。優先するところは髪じゃなかった。

自分以外のことに心を砕いていたとき、髪のことは二の次になっていました。当時は髪どころではなかったから。

  • 美容院帰りの毛先までキレイな状態にウキウキ
  • 仕事が忙しい時期のヘアケアはテキトーでパサつきがち

どちらも私の髪。でも気持ちは同じではありません。髪とこころは分かりやすくリンクするものなんだと実感しました。

放置した白髪の分、その人は頑張ってる

  • 育児や介護、仕事…日々のタスクに追われる
  • 肌が敏感で白髪染めが使えない
  • とにかく目の前の問題でいっぱいいっぱい

こういった人はきっちりとした白髪ケアがしにくくて、白髪を放置していると誤解されることもあるのではと思います。

そういった事情は本人が言わない限り他人には見えないし、いちいち説明するのも変な話。だから黙っていると勝手に「ズボラ」、「身だしなみに無頓着な人」って思われてしまう。

最初はどうしても、表面からでないとその人をうかがい知ることしかできません。

だからこそ白髪を放置している人に対して、「染めればもっときれいに見えるのに」とか「ちゃんとしたらいいのに」っていう感情が出てきてしまいます。

本当はその人なりの理由や背景があるかもしれないのに、そこまでの考えにはなかなか至りません。

みと
みと

伸びた白髪って、ただの放置のあとばかりではないはず。伸びた白髪には、その人の生活の重みや、こころのあり方がにじんでいるんじゃないかな。

見た目だけでは判断できない、その人だけの背景がきっとある。

程度はどうであれ、白髪を放置していた期間は、誰かのために、何かのために頑張っていた時間でもあると思えるようになりました。

それでも息つく暇もなく過ぎていく毎日。立ち止まって深呼吸する瞬間を忘れかけるくらい。

そんな時、ほんのりただよう香りの力に頼ってみるのもたまには悪くないんじゃないかな。

ホッとする余白は香りでつくれる

香りは手を止めなくても楽しめる、ささやかなごほうび。人知れず頑張るあなたのそばで、静かに寄りそってくれます。

みと
みと

とくにピーチの香りは「幸せホルモン」と呼ばれる、セロトニンの分泌をうながす効果があり、リラックスした気分へ導いてくれます。食べてよし、香りもよしの万能フルーツ。

そんなピーチの香りもブレンドされたクレイエンスのカラートリートメントは、人知れず頑張るあなたにピッタリ。普段はまわりにしている頑張りを、少しだけ自分にも返してあげられるといいですよね。

\思わず深呼吸したくなる香り/

レビューはこちら:【レビュー】クレイエンスアッシュブラウン いい香りと白髪ケアの両立はこれ1本でできた

バスルームに広がる香りに思わず深呼吸。そんな瞬間があるだけで、ちょっとこころに余裕ができそうです。

まとめ 

何かに一生懸命なら自分のことが後回しになること、きっと誰にでもありますよね。白髪ケアだって、その一つ。

きちんと手入れされた髪は、たしかに理想的です。そこから外れただけでその人の手抜き度や美意識を判断するには、ちょっと乱暴な気がします。

最近ではグレイヘアという選択肢もありますが、そうでなくても「どうにかしたいのに今は余裕がない」、「自分の優先順位としては後回し」な人もいます。放置に見える白髪にも、その人なりの事情や気持ちが隠されていることがあります。

女性なのに、まだ若いのに、という表面的な基準にしばられず、白髪とどう付き合っていくかは本来自分で選んでいいはず。

白髪があること以上に、それをどう受け止めているか。その人自身がどうありたいかのほうが、よほど大切なことだと思います。

みと

アラフォー主婦にして白髪染め歴は27年。
白髪の割合は3~4割ほど。縦横無尽に生える白髪を隠すため、それはもう必死に白髪染めしていました。

長年使ってきた市販の白髪染めの影響で髪質はパサパサ。
いいかげん髪を労わりたいので、白髪染めから白髪染めトリートメントへ移行しました。

【自分の目で見て自分でやること】をモットーに、白髪と上手く付き合う方法を発信しています。

FOLLOW
白髪と日常
FOLLOW
タイトルとURLをコピーしました