白髪(グレイヘア)がかっこいい女性に共通するのは、自分をしっかり持っていること。もっとシンプルに言えば、自分らしさを大切にしている人たちです。
今の自分に「自分というものがしっかりないし、グレイヘアも微妙かなぁ」と自信を持てなくても大丈夫。
私もそうですから。迷ったり試行錯誤しながら、理想に近づいていけばいいんです。
- 白髪がかっこいい女性に共通するのは自分らしさ
- 普通の女性がグレイヘアを楽しむためのポイント3つ
白髪(グレイヘア)がかっこいい女性は自分軸がぶれてない
私が思うグレイヘアがかっこいい女性イメージは、自分を持っている人。
自分の中でゆるぎないスタイルがあって、それをつらぬいている人ってかっこいいじゃないですか。
そんな女性が身近にいたら、同性でも思わず見ほれてしまう人も多いんじゃないかな?
面倒だからグレイヘアという理由じゃない
こういう人って何気ない日常の中でもなぜかイキイキして見えるから不思議です。
白髪を染めない理由も人それぞれで、「染めなくていいから楽だし、お金もかからないから」という考えの人もいると思います。だからといって身だしなみに無頓着なわけではなく、清潔感を大切にしている人がほとんどのはず。

特別な理由もないのに見た目に気を使わないことが、ありのままの美しさに直結はしにくいかなと思うんですよ。
ズボラを正当化しようすると、同じ白髪でも全くの別物になっちゃいます。
私も白髪が多いから分かるのですが、白髪交じりの髪って扱いが難しい。
顔立ちや肌の質感が白髪とマッチするような年代の雰囲気ならまだしも、そうでない場合は結構アンバランスになります。白髪染めをしている人の大半が、見た目と年齢のギャップに苦しんでいるのでは?
それでも「そんなの全然問題ないし」と白髪を楽しんでいるところが、見ていてかっこいいって思えるんですよね。
自分に合う情報の取捨選択がうまい
流行にすぐ飛びつくのではなく、いったん立ち止まって本当に必要かを考えられる人は、自分の“好き”と“そうじゃない”の境界がはっきりしています。
流行っていても自分にとっていらないものは無理に持とうとしないし、必要ないと感じたら潔く手放せる。

選ぶものに一貫性が出るので、それが自然とセンスの良さにつながっているのかなと思います。
個人的に【グレイヘア×鮮やかな色の服】の組み合わせって外国のマダムっぽい感じで好きなんです。日本ではあまりお見かけしないのが残念ですが。

グレイヘアにしてから今まで着ようとも思わなかった色の服を選ぶようになったという話を聞きますし、やっぱりインパクトある髪にはインパクトある色をぶつけてみたくなるのでしょうか。
思えば、子どもの頃はピンクや黄色、オレンジなど明るい色が好きだったのに、大人になるにつれて無難な色ばかり選ぶようになっていませんか?
金髪とはまた違った、グレイヘアだからこそ楽しめるコーディネートもあるはず。地味ーな色合いだと何だかもったいない気もします。
そう考えるとグレイヘアの人は、自然と今の自分に本当に必要なものを選べているのかもしれません。
年齢から自分を切り離している
「染めてたらもっと若く見えるのに」とか、「◯歳だからこうあるべき」という声を全然気にせず、自分を年齢で縛ることがない人ってやっぱり強いなと思います。
そのおかげで興味のあることにためらいなく飛び込める。

そういう人って今日が人生で一番楽しいと言える人生を歩んでそうじゃないですか?
達観した姿はキラキラしていてまぶしいくらい。私もいずれはこのレベルを目指したいです。
年齢や外見に縛られず、外野の声も気にせず、自分らしく生きることを楽しんでいる人って、周りから見てもオーラでそれが伝わってきます。
普通の女性が白髪を楽しむためのポイントを考えてみる
グレイヘアって芸能人の例ばかりであまり参考にしにくくないですか?
芸能人って働き方からして特殊だし、プロのスタイリストさんやメイクさんありきだし、お金の掛け方だって桁違いだし。
ただの一般人の自分が、同じようになるとは到底思えない。じゃあ一般人じゃおしゃれグレイヘアは無理なのか?
見た目の美しさはさておき、せめて内面からにじみ出るオーラくらいは目指せるのではないかと思うんです。
年を取っても姿勢はキレイに
きれいな姿勢はいつの年代でもプライスレス。
年を重ねると筋力が衰えて、いい姿勢をキープするのが難しくなってくるものです。

姿勢が悪いと、どことなくお年寄り感が出てしまう気がしませんか?
体型をすぐに変えるのは難しいけど、姿勢は今日からでも変えられます。
普段から背筋を伸ばして過ごすと、体にちょっとした負荷がかかっている状態になり、背中からお腹周りのぜい肉予防にも効果があるそうです。
姿勢を正すことは健康美だけじゃなく、他の人から見ても凛とした人という印象づけができます。
グレイヘアが似合う大人の女性を目指すなら、まずは姿勢を整えることを始めてみるのが手っ取り早いのでは。なんたってタダでできますしね。
服はプチプラでも感性重視で
かっこいいグレイヘアの女性って髪だけじゃなく、ファッションにも目がいきますね。
あなたは楽ちんだからという理由で選んでいる服とかありませんか?
私も若いころは、ちょっと着にくくてもデザイン重視で服を選んでいました。
でも気づけば肩が凝らないコートとか、どんな服にも合うスニーカーとか効率重視の服装が増えていて…。
楽だけど、正直おもしろみがないんですよね。新しい服を買ってもワクワク感がない。

だからこそたまには「自分をきれいに見せてくれる服」を選ぶのもいいんじゃないかな。
特に色選びは「派手かな?」なんて気にせず、自分が「これ、きれい!」と心のままに思った色を取り入れてみるのって大事。
年齢のせいにして、直感をないがしろにするのはもったいないですよ。
ボロを着てても心は錦…とまではいいませんが、自分の感性を優先して選ぶ服こそ、日常にハリを持たせてくれる気がします。
白髪だからこそヘアケアを頑張る
素敵なグレイヘアの女性って、髪の毛の量も十分あって、ふわっとした立ち上がりやしなやかさが印象的ですよね。
今の髪を労わって、白髪交じりでも健康な髪が生えてくる土台を作るって大事。少ない髪の量だったり、傷んだ髪だと、どうしても気分が上がらないですしね。
私は食事の栄養バランスを意識している(つもり)ですが、やっぱりそう簡単には白髪は黒くなってくれません。
でも抜け毛が大量でもへっちゃらなくらい髪の量は安定しているし、髪のダメージも少ないから「髪にとってはいい食事なんだろうな」くらいに思うようにしています。
単に剛毛なだけかもしれないけど(笑)
美容院でのケアも大切ですが、それだけに頼るのではなく、普段のセルフケアも大事なのは同じ。

シャンプーは地肌をていねいに、コンディショナーは毛先を重点的に
こんなささやかな積み重ねが、素敵なグレイヘアの秘訣なのかなと思って、これからも続けていくつもりです。
まとめ
改めて考えを整理してみると、グレイヘアがかっこいい女性は、
- 自分を持っている人
- 自分の感性を大事にしている人
だと再確認しました。
私自身、白髪の割合はおそらく3〜4割程度ですが、グレイヘアにする勇気はまだありません。
以前は根元に白髪が少し顔を出すだけで焦ってしまうほど、白髪に余裕を持てませんでした。

そんな私が体調と髪の健康のため、長年使っていた白髪染めから白髪染めトリートメントに移行してから、少しずつ白髪を許容できるようになってきました。
これならグレイヘアもそう遠くない将来に実現できそうかもと思ったんです。
いずれにしろ憧れのグレイヘアになるためには、白髪である自分を受け入れつつ、理想に近づくための小さな努力を続けていく先にあるんだと分かったんです。
なにも芸能人のようになりたいのじゃなくて、自分が目指す「自分らしいかっこよさ」を追求していきたいから。
将来の自分は今の自分の積み重ね。
いずれは来る老いも、「こっちから喜んでなってやるわ~」ってマインドでやっていくつもりです。