白髪用カラートリートメントって染まりにくい。
とくに剛毛タイプの髪だと、根元の白髪が思うように色づかず、がっかりしてしまうこともあるでしょう。
私も市販の白髪染めをしていたころ、色むらに悩まされていました。
なので白髪用カラートリートメントも同じように、色がしっかり入るかどうかで商品を見ていました。(というか自然とそういうのに目が行きがち)
でもふと思ったんです。色づきも大事だけど、色づきやすい髪の状態にもっていくことも大事なんじゃないかって。
「色づきやすい状態にもっていくって、髪を柔らかくすればいいってこと?」と思った方もいるかもしれません。
でも剛毛はどうしたって剛毛。色づきのヒントは髪質を変えることではなく、整えてあげることがポイントです。
ではどうすればいいのか?――そのカギになるのがクレイ(泥)の力なんです。
そんなクレイに今回はクローズアップしてみました。
- クレイは昔から美容や医療などで使われていた
- クレイを配合したカラートリートメントについて
- 髪と頭皮のベースを整えて色づきの成功確率を上げよう
ちょっとクレイの基礎知識
クレイの効果は歴史が証明済み
クレイって、すごく長い歴史を持つ素材。
体の自然な治癒力を助けたり、体調を整える目的で、古代から使われてきたことがわかっています。
クレイには抗菌作用や汚れを吸着する効果があり、古代エジプトではミイラ作りにも使われていたり、病気の治療や美容目的にも利用されていました。

今では温泉やエステ、医療現場でも幅広く利用されているクレイ。その長い歴史から、クレイの効能は人々に信頼されてきたというわけです。
動物たちは本能的に知っている
動物が泥浴びをするのをテレビで見たことありませんか?

- 紫外線や寄生虫から体を守る(体温調節・外傷からの保護)
- 水分を含んだ泥は蒸発しにくいので、保湿の意味合いも
人間がクレイを使い始めたのも、こうした動物の習性からヒントを得たという説もあるくらいです。
ここでいう泥と、人間が使うクレイはニュアンスが異なります。クレイはより細かい粒子と豊富なミネラルを持つ粘土質の鉱物です。野生動物が使っている泥の中にもクレイは含まれてはいますが、私たちが美容に活用しているものとはちょっと違います。
それでも動物たちが本能的に泥の力を知っている姿を見ると、クレイにはそれだけの価値があると思わされますね。
クレイの吸着力をカラートリートメントにも
クレイの持つ力は、肌や体のケアに長年使われてきたように、髪にも応用されてます。
クレイは汚れを吸着してうるおい感も与えてくれるので、髪のコンディションを整えるのにピッタリ。
根元白髪が色づきにくいのは剛毛ならディープな問題
白髪用カラートリートメントは、ダメージのある髪には色が入りやすいけど、健康な髪や根元には色がつきにくいという、特徴にちょっとクセがあります。
根元の白髪って、まだ一度も染めていない黒髪と同じ状態なわけです。
だから肝心の根元白髪にはなかなか色がつきにくく、毛先ばっかり色がついてかえって髪色が暗くなりがち。
とくに剛毛の場合は数回使ってもちょっとしか色づかなかったら、ガッカリしてしまうのも無理はありません。「今までの労力返せ~!」って言いたくなりません?
クレイエンスのクレイはカラーの定着を高める
髪の汚れや頭皮の状態が、カラートリートメントの定着に影響を与えることは知られています。
そこでクレイの吸着力によって不要なものをオフし、髪表面が整うことで、染料が密着しやすい環境にするんです。
そんな色づきの問題をクレイの力でアプローチしているカラートリートメントが、クレイエンス。

髪のタイプに関係なく、頭皮や髪が汚れるのは誰でも同じです。

髪の汚れは同じだからこそ、カラー定着に関係するなら、クレイの力で不安要素は少しでもなくしておきたいと思いませんか?
ただでさえ白髪染めがムラになりやすかった私としては、それを知っただけで「なんか他の商品よりも上手くいきそう」と期待してしまいました(単純なので)。
次につながるケアへ
私たちはつい、毛穴の角栓や汚れを取り除くことに集中しがち。
でも本来の目的って「汚れを取ること」そのものじゃなくて、その先にある「メイクのノリをよくしたい」とか「肌をきれいに見せたい」ということですよね。
ヘッドスパも同じ。気持ちいいのはもちろんだけど、頭皮や髪の状態を整えて、健康的な髪のベースをつくるのが本来の目的のはず。
…なんて言いながら、「角栓を取る快感が好き!」とか、「とにかくスパで癒されたい!」って人もいると思いますが(笑)
でも考えてみてください。
- エステに行く人は、ただ通うことが目的じゃないですよね。
- ジムに通う人も、通うこと自体がゴールではないはず。
ケアの本質ってその先にある理想の状態になることだと思うんです。
となると髪のコンディションを整えて色づきやすい状態にするって、一見普通だけどめちゃ大事な工程だと思いませんか?
まとめ
- 抗菌作用がある
- 汚れを吸着する力がある
- 保湿効果がある
そんなクレイの力を活用した白髪用カラートリートメントがクレイエンス。頭皮や髪の汚れを吸着・うるおい感を与えて色づき力がアップ。


とくに剛毛さんのカラートリートメントが色づきにくいというお悩みは、1回クレイの力に頼ってみるのもいいかも。
できない理由を数えて落ち込むより「これなら解決できそう」と思えるアイテムを味方につける方が、ずっと前向きで現実的だと思います。
自分の悩みに応えてくれそうなアイテムを選んで、成功率を上げていきましょ!