最近若い女子がみんなかわいく見えて困ってます。
とくにアイドルなんて、画面越しなのにキラッキラしてますよね。ご対面したらきっと何割増しでもカワイイんだろうな~。
とくに黒髪の子は自然と目が行くんですよ。黒髪でもあか抜けて見えるんですよね。綺麗でサラサラしてるし。若さ特有の透明感って自分にはもうないから、うらやましい。
いい年した私でも、黒髪の垢抜け感っていくつになっても捨てがたいし、憧れちゃうんですよ。
髪だけじゃなくて、他にも何かと足りてない感は自覚していますよ、もちろん。
でも年を重ねてもあか抜けた黒髪でいたいじゃないですか。そこに近づくためのポイントを自分なりに考えてみました。
- 透明感の最大のメリットって格上げ効果
- アラフォーからは白髪染めの不自然感を消そう
アラフォーでも垢抜けた黒髪に!必要なのは透明感
透明感のある黒髪とは言いますが、そもそも透明感って何?
とうめい‐かん【透明感】
goo辞書
- 物体の、すきとおった感じ。「ガラスの透明感を生かしたデザイン」
- にごりがなく明るい感じ。「透明感あふれる歌声」「透明感のある肌」
まぁ想定内の意味でした。(何か変化球があるのかと思った方ごめんなさい)
黒髪以外でも透明感のあるものとしてイメージしやすいのは、
- 光を受けたステンドガラス
- 白い砂が見える浅瀬
- ガラス瓶に入ったソーダ水
- 眠ってる赤ちゃんのほっぺ
共通しているのは、どれも濁りがなくてピュア。「清潔感」、「爽やかさ」がただよってますよね。

透明感が与える印象にはネガティブな要素が一切ありません。
日に当たって輝くガラスのように、その人自身が光をまとっているように感じさせてくれる。だから目を引くし、上品で、どこか手が届かないような特別感すらあるんですよね。
何だか格が上がったような気分にさせてくれるのが透明感の最大のメリットではないでしょうか。
そう考えると、透明感のある人が目を引くのはごくごく自然なことなんですね。
透明感は補色の力で誰でも得ることができる
こうして見ると、「透明感は生まれつき。選ばれた人しかなれない。」と思いそうですが、そんなことはありません。
生まれ持った顔立ちは変えられなくても、透明感は努力次第で手に入れることができます。それが補色のパワーに頼ること。
カラーチャートの対極にある色のこと。対極同士の色の組み合わせは引き立てあうし、反発もする。混ぜるとグレーに近づく。

※この辺は詳しくすればするほど複雑になるので、こちらのサイトが参考になりますよ。
肌の場合、みずみずしい素肌感を出すにはパープル系の下地がよく使われます。これは日本人に多い黄味をおびた肌の補色が紫であるためです。赤みのあるニキビ肌を隠したいならグリーン系の下地といったように、用途に合った使い方でキレイに見せる演出ができます。
補色の原理が分かっていれば、見た目の印象をコントロールできちゃう。血色のいい顔に見せることもできるし、反対に具合が悪く見せることだってできるのが補色の力。
じゃあ黒髪の場合はどうするのか。そこでアッシュカラーの出番。くすみカラーの代表ですね。

ヘアカラーは漆黒よりもやわらかい黒の方が透明感は出やすいです。
アッシュカラーは青系の染料が多く配合されています。補色の関係から青は赤み(オレンジ系)を抑えてくれます。
「え、赤?」と思いませんでしたか?実は日本人の髪って赤みがある人が多いので、アッシュカラーは透明感を出すにはピッタリというわけです。
肌も髪も透明感には青が欠かせないんですね。
アラフォー黒髪の垢抜けポイントは黒から離れること
「黒髪だから黒で染めとけばいいや」っていう思いこみは危険ですね。
というのも私、久しぶりに会った母を見てビックリしたんです。
ヘアスタイルも相まって、ウォーズマンになってました(笑)ウォーズマンって知ってます?キン肉マンのキャラなんですが。(ウォーズマンを知らない人はこちら)
聞けば60歳前にして、初めてセルフで白髪染めしたけど(私と正反対で白髪がめったにない人)、黒髪に黒系のカラーを使ったそう。でも仕上がりがまぁ不自然。
例えるなら、芸能人がやらかした時にする謝罪会見用のヘアカラーっぽくなっちゃってる。いかにも染めたな感がヒシヒシと伝わってきました。
確かに白髪は隠れてるんですが、顔色がおかしいから具合が悪そうに見える。本人も自覚があったようで、これは失敗だと言ってました。
その後また会ったときは少し明るめの黒髪にチェンジしていて、顔色も明るくなり、不自然さがすっかりなくなっていました。

黒髪だったら「白髪をカバーするには黒で隠すのが一番」って思いがちだけど、実はそれが重たくてあか抜けない雰囲気を作ってしまう原因なのかも
当時は私自身も暗めの白髪染めを使ってたので、母の変化を見てハッとしたんです。髪色が少し違うだけでこうも変わるのかと目からウロコでした。
- とりあえず反省してます感出すための黒髪
- とりあえず黒で染めたら白髪が目立たないだろうという黒髪
芸能人の謝罪会見なら、発言内容がメインで髪色なんて二の次です。でも多くの人があえてのっぺりとした黒髪にして出てくるのは、無難で目立たないことを象徴する色だからでしょう。そこにおしゃれ感や垢抜け感を求めるのは難しいはず。
どちらも黒髪にする目的は違いますが、とりあえずの状況で選んだ黒髪は、あか抜けて見せるという方向には向かえないことは確かです。
黒髪だからこそ透明感を意識すべき

- 白髪さえ隠れていれば実年齢とのズレが回避できる
- 黒髪で明るめに染めたら白髪が隠しきれないのでは?
という考えも以前はありました。でも母の一件で思い改め、アッシュブラウンの白髪染めを選ぶようになりました。
何でアッシュブラウンだったのかというと、カラーイメージが薄い黒髪っぽいカラーだったからです。でもイメージはイメージ。実際の髪色はほぼ黒でした。黒よりはマシっていう程度。
明らかな黒ではないんですが、「それでもまだ黒い、というか濃いな!」と気づいたのは白髪染めトリートメントに移行してからです。黒からアッシュブラウンに変えて数年その状態でした。遠回りしましたが、ようやく落ち着きました。
普段黒髪の私ですが、白髪染めトリートメントでもアッシュブラウンのカラーを使っています。
透明感も欲しいという欲張りな理由で使いだしたんですが、その点ではアッシュブラウンのチョイスは間違っていませんでした。

アッシュカラーって若い人向けのカラーなのかな?と思っていましたが、アラフォーの悩みの種である白髪もカバーしやすいのがよかった。
白髪を隠すことに向かうより、地毛とうまくなじむカラーにフォーカスする方が透明感に近づけるんだな〜と。
アラフォーからの白髪にはアッシュブラウンでカバーするのがいいです。透明感のある垢抜け黒髪に近づくし、何よりウォーズマンが回避できますから。
まとめ
透明感は生まれつきのものと思われがちですが、努力次第で誰でも手に入れられます。
- 黄味の強めの肌→パープル系の下地でトーンアップ
- 赤みのある黒髪→アッシュカラーで透け感プラス
パープルもアッシュも青系のカラーが含まれています。透明感に青はとっても大事。

私も長年白髪染めはブラック系でしっかり派だったのですが、アッシュカラーに変更してみたら染めた後の不自然さが和らぎました。
アラフォーからの白髪悩みにはアッシュカラーでカバーするのがマスト。黒髪の垢抜けが狙えるし、白髪を隠しつつ透明感も欲しいというニーズにも答えてくれます。
黒髪のあなたもしっかり染まるからといって、白髪染めにブラック系の暗いカラー使ってませんか?もしかしたら似合ってない【謝罪カラー】になっちゃってるかも。せっかくの地毛の色がつぶされてもったいないです。
白髪ケアにアッシュブラウンカラーは黒よりも硬さがとれていい感じになりますよ。