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黒髪の白髪染めに黒を選んじゃう人へ|その黒は本当に万能なの?

黒は万能カラー? 白髪コラム
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黒い白髪染めって、黒い髪だからこそ使いますよね。

私も使っていたことがあるけど、真っ黒になります。でもそれは真っ黒にしたいから、というよりも、白髪を1本も残してたまるかっていう執念からです。

ただその執念が本当に髪悩みを解決しているのか?と言われたら疑問です。

真っ黒ヘアになった母を見て、黒く隠せたらそれでいいというわけではないことに気づきました。

思考停止で黒く染めている人は、ちょっと読んでみてください。

黒髪の白髪染めだから黒という考えは危険かもしれない

ウォーズマンは突然やって来た

いきなりですが、私の母の話です。

久しぶりに会った母がウォーズマンになっていました。

出典:amazon

…髪型が、です。

母は私と正反対で白髪がめったにない人なのですが、60歳を前にしてようやくちらほら白髪を染めることに踏み切ったようです。

先日初セルフカラーに黒の白髪染めを使ったとのこと。私が実家にいたころに、使わずじまいだった市販の黒い白髪染めと思われます。(それ何年前のやつだ!?)

母はおしゃれ染めすらしたことがありません。なので地毛は黒に近い暗い色。まぁ手元にあるし、黒いカラーを使ってみようかなと選ぶのも当然ちゃ当然。

で、ウォーズマンですよ。

たとえると芸能人の謝罪会見のような、とりあえず黒くしときました感。これじゃ反省の色はうかがえませんね、正直。

それくらい「見ちがえたねー!」とはお世辞にも言えません。違う意味で見ちがえてはいるけれど、ほめ言葉の一つも出てこないほどの変わりようでした。

確かに白髪は隠れているけれど、そんなことが吹き飛んでしまうくらい顔色が悪い。母も「これは失敗だった」とこぼしていました。

その後また会ったときには、少し明るめの髪色に変わっていました。どうやらよっぽどこたえたようです笑。

前よりも顔色がいいし、同じ髪型なのに、断然しっくりくる。髪色が少し違うだけで、こんなにも人の印象って変わるんだと驚きました。

身内だったから笑い話になったものの、身内じゃなかったらどう声をかけたらいいのか。…もしかして私、試されているのでしょうか?

黒髪だから白髪染めは黒|無難って思考停止させちゃう。

無難が必ずしも正解とは限らない

「黒髪なんだから、白髪染めも黒でしょ」そう思って選んでいる人は一定数いるはず。たしかに黒は何にでも合わせやすく、一見万能な色に見えます。

髪色に限らず、黒って何でも合わせやすいと同時に、黒に何を混ぜても黒なように、すべてを飲み込むほど強い色でもあります。

無難に選んだ黒が、逆に顔色を悪く見せたり、不自然さを強調してしまうことだってあるのです。

そう考えると、黒って実は人を選んでいるんじゃないかって思うんです。私の母も黒に負けてましたしね。

白髪が隠れたらそれでいいの?これって白髪染めをしている人にとって本望なのでしょうか?

こうなると無難も考え物です。黒髪には黒い白髪染めという思い込みは、安心感の裏に、考えることを放棄させる罠を隠している気がします。

黒髪こそ透明感。アッシュブラウンで叶えよう。

たとえば肌に透明感を出したいときに、パープル下地を使いますよね。肌が澄んだように見えるのは、日本人に多い黄色肌を補色で打ち消しているからです。

透明感というと水、ガラス、白い肌を思い浮かべます。そこに赤や黄色は出てきません。

たとえば夕焼けや夜の海に透明感は感じません。実は透明感に重要なのは青味です。青みがあるから人は透明感を感じます。

髪色にも同じことがいえます。髪に透明感があると、軽やかさと明るさが出ます。相乗効果で顔色も映える!

みと
みと

ないよりも、あるといいのが透明感。肌とは違って、暗めの色でも出しやすいのがいいところです。

そこでよく使われるのが、アッシュカラーというわけです。

アッシュカラーは青系の染料が多く配合されています。補色の関係から青は赤み(オレンジ系)を抑えてくれます。

「別に赤い髪じゃないし。」と思いました?実は日本人の髪って赤みがある人が多いのです。意外でしょ。

アッシュカラーは地毛の赤みを押さえて透明感を出すにはピッタリというわけです。

白髪を隠そうとすればするほど不自然になる矛盾

さて、私も黒髪ですが、ウォーズマンの一件があってから、白髪染めをアッシュブラウンのカラーに変えてみました。まさに人のふり見て我がふり直せ。

とはいえ最初は悩みました。

  • 白髪さえ隠れていれば、見た目と実年齢のズレが回避できるのでは?
  • 黒髪で明るめに染めたら白髪が隠しきれないのでは?

そんな気持ちがあったからです。でも使ってみたら黒と大差がありませんでした。あれ、この程度?って感じで。

白髪染めのカラーをアッシュブラウンに変えるというチョイスは間違いではなかった。ただね…暗いんですよ、やっぱり。

黒よりはマシだけど、まだ暗い…というか濃いな!と思ったのは、カラートリートメントに移行してからなんです。

すでに白髪染めで染めた毛先とカラートリートメントで染めた髪を比べると一目瞭然でした。場所によってはツートンカラーみたいになっちゃってるし。

私もヘアスタイル次第では、ウォーズマンになっていた可能性が十分あるわけです。母を笑えません。

このときに白髪を隠すための黒色が、いかに不自然さを生んでいたのかが実感できました。

その点カラートリートメントのアッシュブラウンは違います。

メーカーによって色味の差はもちろんありますが、白髪染めを使っていたころより黒々していません。かといって明るくて落ち着かないということにもなってません。

みと
みと

アッシュカラーって若い人向けなのかな?と思っていましたが、アラフォーからの悩みの種である白髪もカバーしやすいです。まさに万能カラー!

白髪を覆い隠すことに必死になるより、気にならない程度の落としどころにフォーカスする方が不自然からは遠ざかります。まるで北風と太陽のようです。

なのでアラフォーからの白髪には、アッシュブラウンでカバーする方が何かとお得です。透明感のある黒髪に近づくし、何よりウォーズマンは回避できますから。

まとめ

黒髪だから黒い白髪染めを使う。間違ってはいません。

ただ無難で選んでしまうと、自分が考える余地がなくなります。無難は失敗はしにくいけれど、無難だからステキ、無難だからおしゃれとはなりにくい。無難は無難でしかありません。

「別にオシャレなんて気にしてないし、白髪が隠れればそれで十分。」そう思って黒を選んでいる人も多いと思います。でも黒の白髪染めって、結構人を選びます。

  • 元気なのに「疲れてる?」と心配される
  • 白髪がないにも関わらず、老け見えさせている

白髪がなくなればすべてが解決とはならないのも事実なんですね。

大事なのは白髪を隠すことだけではなく、自分の顔や地毛に合う色を選ぶこと。そういった意味でアッシュブラウンはちょうどいい選択肢です。

黒よりもアッシュブラウンのほうがお得な理由
  • 黒より柔らかいから透明感が出て顔色も映える
  • 明るすぎないので白髪にもなじむ

同じ白髪を隠すでも、仕上がりの印象はまったく違います。黒髪だからこそ、黒にこだわらず、あなたのよさをつぶさないアッシュブラウンを選んでみませんか?

みと

アラフォー主婦にして白髪染め歴は27年。
白髪の割合は3~4割ほど。縦横無尽に生える白髪を隠すため、それはもう必死に白髪染めしていました。

長年使ってきた市販の白髪染めの影響で髪質はパサパサ。
いいかげん髪を労わりたいので、白髪染めから白髪染めトリートメントへ移行しました。

【自分の目で見て自分でやること】をモットーに、白髪と上手く付き合う方法を発信しています。

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