あなたの手持ちの服、どんどん黒一辺倒になってませんか?
- 何となく無難
- かっこよく見える・高見えする
- どんな色にでも合う気がする
私はこんなことを思いながら、黒い服をよく着ていましたし、今も着ています。便利な色ですよね。
合わない気がするけど、他の色を着る意欲もないし、なんか派手に感じてしまう。恥ずかしい…なんて人が世の大半でしょう。
私もそうです。でも私の場合、白髪染めに対する意識が変わったことで、自然と選ぶ服の色にも変化が出ました。
なぜ白髪染めごときで?って思うでしょうが、本当なんです。

ムリして「他の色の服も持っておかなきゃな」っていうよりも、「他の色もいいじゃん!買お買お♪」ってなったんです。
この記事では、黒い服ばかり着る人の心理&私自身の体験談について書いています。
黒い服ばかりを着る人の心理
黒は他の色に交じらないほど圧倒的な強さと、他の色を寄せつけない臆病さも持ち合わせている不思議な色です。
黒い服ばかり着る人ってどんな心理状態なのかは、以下の3つに大きく分けられます。
強い意志を持ってやりとげたい
黒は何色にも染まらない強い色です。
- ブレない自分でいたいという強い意志
- プロフェッショナルに見せたいという権威付け
- なめられたくないという自己防衛
自分を強く見せるための、戦闘服や鎧としての役割があります。
ちなみに裁判官が黒い服を着るのは、立場上どの色にも染まらない、中立公正という姿勢からきているそうですよ。
まわりの目を気にしている
黒には遮断の効果もあります。
- 干渉されたくない
- 自分の繊細な内面を守りたい
- 目立ちたくない
モブキャラ(名前すら付かないキャラクター)のような、その他大勢の一員になりたいときに着る人もいるようです。
黒は視覚的に刺激が少ない色ですから、黒い服を着ることで心の平穏を保つ効果があるとも考えられています。
黒子みたいに、「私は風景ですよ」と思わせる感覚に近いのかもしれませんね。
失敗したくない
現代人は忙しいです。あなたも私ももれなく。
時間をかけてすることでの失敗を避けがちではありませんか?何事もやるからには成功したいですもんね。
自分のしたことに絶対的な成果を期待しているからコスパという言葉があるように、
- コーデで失敗したくないという完璧主義
- 服選びに時間をとられたくないという思考の節約
- 痩せて見えたいという実利的な理由
黒を選んでさえいれば、とりあえずは大きくハズさないだろうという考えが根底にあるのでしょう。
私もかつては黒い服ばかり着る人でした
私も一時期なんですが、黒い服を好んで着てました。
- アウター
- トップス
- ボトムス
- バッグ
- 靴
- 髪色も(といっても白髪染めで黒くしていた)
とにかく衣装ケースの中が黒だらけでした。
さすがに全身黒は重たいので、白トップス×黒ボトムの組み合わせみたいにして重さを軽減しつつも、必ずどこかに黒が入っていました。そのまま働きに行けそうな恰好ばかりしてました。
直感的に暗い色のほうが似合うと分かっていたし、実際褒められることもあったので、あまり直そうとする意識はなかったんです。
黒い服って普段着と仕事着で兼用しやすいし、お出かけのコーディネートが何となくまとまった気がして、黒ってお得じゃん!って思ってました。
今となっては黒い服ばかり着る人の心理に、どれも心当たりがあります。黒い服のパワーを借りまくってましたね、私。
黒い白髪染めをやめてみたら、明るい色も好きになった
白髪染めをしていたころ、ある出来事がきっかけで、 白髪を隠すには黒で染めるという思い込みに疑問を持つようになりました。
自分の本来の髪色に近い、少し柔らかい黒髪で過ごしてみたいと思ったんです。
そこで私は、黒い白髪染め→アッシュブラウンの白髪染め→カラートリートメントに移っていきました。
髪色は相変わらず黒なんですが、かつての真っ黒とは違う。それだけでも気分はまったく違いました。
白髪が少し見えていても気にならないし、何ならもう少し明るくてもいいかもと思えるくらい、気持ちに変化があったんです。
せっかく髪色が軽やかになったのに、服は黒だらけはもったいないと思い、明るい色の服を探すようになりました。
黒い服からもらえるパワーは絶大。でも…
黒い服ってすごいです。
まるで自分が洗練されたように見えるし、 たくさんの人の中にいても浮かない安心感があります。
そしてここぞという時には、自分を武装させてくれるような万能感もあります。
そんなパワーのある黒い服が好きでした。
黒い服は私を主人公にも、脇役にも、ときには村人Aにもしてくれます。
どんな役割にもなれる色だからこそ、ゆるぎない信頼がありました。
くわしく知りたいと思えるのは黒以外の服
私は服をよくフリマアプリで探します。
最近の私の傾向として気づいたんですが、「もっとくわしく知りたい!」と思わずクリックしちゃう服って、決まってキレイな色の服なんです。
生地の質感やおしゃれなディテール、縫製の良さも、色が黒だと魅力が伝わりにくいんです。
実物はきっとステキなのに、画面越しではそれがよく分からない。(単なる老化か?笑)
その一方で明るい色の服は、 細かいところまではっきり見えて、ワクワクする。画面越しでこれなんだから、きっと実物はもっとステキなんだろうなって想像をふくらませてくれます。
黒い服だってきっと実際に手に取ったらステキだろうなって分かるんですけどね。
同じステキなら、黒より明るい色のほうが得をしている気がして、黒い服に前よりワクワクしなくなったのです。
気兼ねしない黒い服はイヤじゃないはずなのに、最近はその手軽さからときどき離れたいと思うときがあります。
そうなってからは、どうとでもなれる黒から、いつしかコーディネートを考える必要のある色を手にとるようになりました。
きっとこれは、いい兆しのような気がしてなりません。
まとめ
黒い白髪染めをやめたことで、明るい服を選べてしまう自分に出会えてしまいました。
これはなろうと思ってなった自分ではありませんし、別に黒い服を否定したいわけでもありません。
黒自体は好きな色ですし、手持ちの服には今も黒があります。
主人公や脇役、村人Aになりたい時には、変わらずそうさせてくれるはずです。
でも黒以外の色もためらいなく選べる自分になれたことが、ちょっと気恥ずかしさもありつつ、でも全然イヤではないという感じになってきました。
その変化のきっかけは、ささいなこと。黒い白髪染めをやめたことでした。
一つの習慣が終わって、別の新しい私に出会える。これは大げさではない、すぐそこにあるリアルなのです。



